夏の香り2 真夏の夜の夢

前回、扇子の香りはやっぱりサンダルウッド!
と書いたのですが、うちわだって香りをつけたらいいんじゃない?
というヒントをくれた友人がいて、ああ、なるほどねと思いました。

うちわって面白い小道具で、浴衣の結び目のところにさしてみたり、
意外とインテリアとしても素敵です。
こちらはたまにコーヒーを飲みに行くお店のインテリア。

こんな素敵なうちわに、オリジナル香水をつけてパタパタしたら、
ちょっと粋だと思うのですうちわ

では、うちわに一吹きしたり、夏のお出かけにもピッタリの
ちょっと軽めのオードトワレの作り方を紹介しますBOUMBOUM

香りの持続時間が2~5時間程度のものがオードトワレと呼ばれます。
アロマオイルの濃度が5~10%程度のものです。

ちょっと脱線しますが、オーデパルファン(やや濃い香り)や、
パルファン(最も濃厚な香り)だと持続時間が最長12時間程度になります。
逆に、一番香りが軽く、1時間から2時間で消えるのがオーデコロンです。

さて、そんな普段使いにぴったりのオードトワレを作るのに用意するのは、

・無水エタノール30ml
・好きな香りのアロマオイル(3種類位から始めて調整していきます)
・アトマイザー
・ビーカー

1 ビーカーに無水エタノールを30ml測り
2 そこにアロマオイルをブレンド(15~30滴)
3 混ぜてアトマイザーに移す
4香りが落ち着くまで、日の当たらないところで数日待って出来上がり!

☆もし香りを少しまろやかにしたい場合は、
エタノールを10ミリリットル減らし、フラワーウォーターを混ぜます。

気をつけたいのは、香りの相性と香り立ちがの持続時間。
この、香りの相性や、香り立ちの時間の違いを使い分けて、
調香師は香水を作るんですね。

時間差で立つ香りは、トップノート、ミドルノート、ベースノート呼ばれます。

トップノートは、はじめの10分程度までに一番香り立ち、
ミドルノートはその後3時間位までに香り、
12時間位まで、最後に残るのがラストノートです。

このノートの違いは、色々なサイトで表になっているので、参考にしてください。
私もいずれコチラに相性やノートのわかりやすい表を載せたいなぁと思っています!

では、まずは主役となるアロマオイルを決めて、
その香りと相性のよいものを選びます。
テーマを決めて、「木の香りを主役にしよう」、
などと決めると、その香りに合うのは果実なら、これかな?
その果実と同じ種類の植物から咲く花なら、相性がいいかな?
という感じでどんどん選んで行きます。

基本的には(もちろん例外はたくさんありますが、)草、果実、花の香りは、
トップ~ミドルノートが多く、木の香りにはミドルノート~ベースノートが多くあります。
粘度が高い樹液から取られるものもベースノートになります。

といったことを踏まえつつも、まあ楽しく作れれば一番です

例えば、今回はベルガモットを使って、
シェークスピアの「真夏の夜の夢」みたいな香水を作りたいとします。

主役はベルガモットにしようかな。。
果実の香りにも少し渋みのある香りで、
美しい妖精の世界を表現します。

その妖精がいる濃い緑の森はフランキンセンス、
草の露はパチュリがいいかなぁ。

そうだ、足元には月に照らされた白い花が咲いていそうなので、
ネロリもちょっと混ぜよう。みたいな感じです。

が、ここで問題なのは、相性はどうやって判断すればいいのか?

ネロリとフランキンセンスって、ちょっと微妙でした。。
それは以前一緒に使ってみた時実証済みです(笑)

そんなときは、ネロリをプチグレン(ネロリに少しにているものの、ネロリはオレンジの花、プチグレンはその小枝から取れます)に変えてみる、またはフランキンセンスはちょっと甘重い感じがするので、もう少しスッキリしたシダーウッドに変えてみます。

ベルガモット8滴、シダーウッド2滴、パチュリ1滴、ネロリ6滴
ベルガモット8滴、プチグレン10滴、パチュリ2滴
あたりで纏まりそうです。。

もちろん、何この匂い!?無理!ってなるかもしれませんが
それは個人の好みなので、この割合を変えたり、
混ぜるものを変えて、試してみてくださいね!!