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錬金術士のアロマ

最近初めて飲んだ、キリンのこれ。

この裏をなんとなく見たら、

あれ、これって水蒸気蒸留法じゃん!と。

水蒸気蒸留法というのは、アロマオイルを抽出する方法の一つです。
ランチタイムに1人で嬉しくなってしまいました

もちろんアロマオイルの抽出の際はもう少し大掛かりな機械ですが、
ほぼこんな感じ!!

仕組みはというと、

1.釜に原料となる草花を入れる

2.そこに水蒸気を通して芳香成分を蒸発させて

3.出てきた水蒸気を冷却すると、芳香成分を含んだ液体が得られる

4.さらにその水分だけを分離して、アロマオイルと芳香蒸留水とに分ける

といった、結構シンプルなものです。

しかもこの抽出方法、実はアラブの錬金術士が発見しましたひ~っひっひ

錬金術士というと、アニメのイメージが強すぎて、
なんだかすごいパワーを持った人のようですが。。

実在した錬金術士たちは、不老不死の薬や賢者の石、
といったものを探求していました。
化学のハシリとも言われたりします。

その水蒸気蒸留法の技術や香料は、
十字軍によってヨーロッパに持ちこまれ、
中世の香水ブームにも貢献するのです。

そんな時代の香料や抽出方法の面白さが、
なんとけっこう殺人鬼が主役の映画で観ることができます。
香水の存在が中心にありますが、癒し系では全くありません(笑)

その紹介も、次回また。

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夏の香り2 真夏の夜の夢

前回、扇子の香りはやっぱりサンダルウッド!
と書いたのですが、うちわだって香りをつけたらいいんじゃない?
というヒントをくれた友人がいて、ああ、なるほどねと思いました。

うちわって面白い小道具で、浴衣の結び目のところにさしてみたり、
意外とインテリアとしても素敵です。
こちらはたまにコーヒーを飲みに行くお店のインテリア。

こんな素敵なうちわに、オリジナル香水をつけてパタパタしたら、
ちょっと粋だと思うのですうちわ

では、うちわに一吹きしたり、夏のお出かけにもピッタリの
ちょっと軽めのオードトワレの作り方を紹介しますBOUMBOUM

香りの持続時間が2~5時間程度のものがオードトワレと呼ばれます。
アロマオイルの濃度が5~10%程度のものです。

ちょっと脱線しますが、オーデパルファン(やや濃い香り)や、
パルファン(最も濃厚な香り)だと持続時間が最長12時間程度になります。
逆に、一番香りが軽く、1時間から2時間で消えるのがオーデコロンです。

さて、そんな普段使いにぴったりのオードトワレを作るのに用意するのは、

・無水エタノール30ml
・好きな香りのアロマオイル(3種類位から始めて調整していきます)
・アトマイザー
・ビーカー

1 ビーカーに無水エタノールを30ml測り
2 そこにアロマオイルをブレンド(15~30滴)
3 混ぜてアトマイザーに移す
4香りが落ち着くまで、日の当たらないところで数日待って出来上がり!

☆もし香りを少しまろやかにしたい場合は、
エタノールを10ミリリットル減らし、フラワーウォーターを混ぜます。

気をつけたいのは、香りの相性と香り立ちがの持続時間。
この、香りの相性や、香り立ちの時間の違いを使い分けて、
調香師は香水を作るんですね。

時間差で立つ香りは、トップノート、ミドルノート、ベースノート呼ばれます。

トップノートは、はじめの10分程度までに一番香り立ち、
ミドルノートはその後3時間位までに香り、
12時間位まで、最後に残るのがラストノートです。

このノートの違いは、色々なサイトで表になっているので、参考にしてください。
私もいずれコチラに相性やノートのわかりやすい表を載せたいなぁと思っています!

では、まずは主役となるアロマオイルを決めて、
その香りと相性のよいものを選びます。
テーマを決めて、「木の香りを主役にしよう」、
などと決めると、その香りに合うのは果実なら、これかな?
その果実と同じ種類の植物から咲く花なら、相性がいいかな?
という感じでどんどん選んで行きます。

基本的には(もちろん例外はたくさんありますが、)草、果実、花の香りは、
トップ~ミドルノートが多く、木の香りにはミドルノート~ベースノートが多くあります。
粘度が高い樹液から取られるものもベースノートになります。

といったことを踏まえつつも、まあ楽しく作れれば一番です

例えば、今回はベルガモットを使って、
シェークスピアの「真夏の夜の夢」みたいな香水を作りたいとします。

主役はベルガモットにしようかな。。
果実の香りにも少し渋みのある香りで、
美しい妖精の世界を表現します。

その妖精がいる濃い緑の森はフランキンセンス、
草の露はパチュリがいいかなぁ。

そうだ、足元には月に照らされた白い花が咲いていそうなので、
ネロリもちょっと混ぜよう。みたいな感じです。

が、ここで問題なのは、相性はどうやって判断すればいいのか?

ネロリとフランキンセンスって、ちょっと微妙でした。。
それは以前一緒に使ってみた時実証済みです(笑)

そんなときは、ネロリをプチグレン(ネロリに少しにているものの、ネロリはオレンジの花、プチグレンはその小枝から取れます)に変えてみる、またはフランキンセンスはちょっと甘重い感じがするので、もう少しスッキリしたシダーウッドに変えてみます。

ベルガモット8滴、シダーウッド2滴、パチュリ1滴、ネロリ6滴
ベルガモット8滴、プチグレン10滴、パチュリ2滴
あたりで纏まりそうです。。

もちろん、何この匂い!?無理!ってなるかもしれませんが
それは個人の好みなので、この割合を変えたり、
混ぜるものを変えて、試してみてくださいね!!

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夏の香り1 扇子の香り

しばらくぶりの更新です!あっという間に、すっかり暑くなりましたね


今回は、夏の香りシリーズ第一弾。

日本の夏の香りといえば!

枝豆の茹で上がった匂い、
縁日の焼きそば、
花火の焦げた匂い・・・

という色気のない私ですが

この時期しか使わない、香る小物で毎年気になるのは、

素敵な扇子hoshi

素敵な女子は大体、素敵なハンカチを膝にかけるし、素敵な扇子を持っている!

バックからすっと扇子が出てきて、さり気なくあおがれると、
女子力高いな!と思うのです(笑)

さらに浴衣や夏の着物を着た女性がはらはらとあおいでいると、
風流でいいね、これが日本の夏だね~、と感じます風鈴

もう、発言がだんだんおっさんぽくなってきましたが。。

ともかく、そんな大和撫子な女性に似合う扇子の香りは、
やはり定番の白檀の香りではないでしょうか。
英名はサンダルウッド。

何故か昔から、扇子の香りは白檀と相場が決まっています。
みなさん一度はどこかで嗅いでいる、あの香りです。

一番ピンとくるのは、お寺でたかれているお香の香りでしょうか?

日本人には馴染み深い香りで、
昔から、香木を焚いて着物に香りを移したり、
お香の原料としても用いられてきました。

原産地も仏教とヨガの国、インド。
なんだか、「そうだ、京都行こう」のワンシーンが流れてきそうです。。

というのも、サンダルウッドの香りには、気持ちを静かにさせる効果があるので、
寺院やヨガ、瞑想でよく使われるのです。

また、香りがとても長持ちする特徴から、
香水の香りを保持するためにブレンドされたりします。

すこし重めの深みのある木の香りですが、
揮発しやすい軽く爽やかな香りよりも、
夏場にずっと使う扇子には適しているのかもしれませんね。

サンダルウッドの香りの扇子であおげば、蒸し蒸しした日本の夏も、
穏やかな気持で過ごせというのもあるのかな。。

・・・とはいえ次は、

いやいや。夏が来たんだから、穏やかにしている場合じゃない!
もうちょっと個性のある香りで夏を満喫したいわ
という方のための提案を書いてみます。